VIOに毛がないだけで強くなれる気がしたよ
上記は、スピッツというバンドのヒット曲「チェリー」のサビ部分「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」のリズムにのせて歌います。VIOとよばれるショーツで覆われる部分の毛をすべてなくす「ハイジニーナ」という状態に、はじめて脱毛した直後に舞い降りてきた替え歌です。ときどき脳内で再生し、心を奮い立たせています。
若かりしころ、生まれて初めて黒い下着を身に付けたときも似たような感情が芽生えたことを覚えています。「傍目から見たらいつもと変わらない自分だけど、実は中身は(本当の)わたしはスゴいのよ」と周りを欺いているような、強くなったような気がします。ハイジニーナやセクシーなランジェリーには、ナゾの自信をもたせてくれる不思議な力があると思います。
全人類ハイジニーナにしたほうがいいぐらいの勢い
医療レーザー脱毛の痛みにも慣れ、入浴施設で恥ずかしいという気持ちもいつのまにか根絶。VIO脱毛をするかどうか数年も悩んでいたのが嘘のようで、むしろ全員に勧めたいぐらいハイジニーナにはメリットがたくさんあります。
- どんなかたちのショーツでも気にせずはける
- 水着を身につける前に慌てて処理をする必要がない
- おトイレのあと清潔に保てる
- 自分の身体をきちんと目視でき、フェムケアをしやすい
- 部屋に落ちない
部屋に落ちないのはメリットと同じにデメリットでもあります。というのは、部屋に落ちているのは必然的に自分以外のものとなるので複雑な気持ちになるためです。唯一のデメリットはこれぐらいかなと思っていましたが、先日致命的なデメリットに気付きました。
失って気づくものって本当にあるんですね
ここのところ、生理の際に経血が前後左右に流れやすくなったような気がしていたのが、どうも脱毛のせいかもしれないと思い当たりました。
華麗(加齢)に伴い量が増えたのかと考えていましたが、時期的にもハイジニーナにし始めたころと重なります。せき止めるものがなくなり、自由に動き回っていると考えるのが妥当な気がしてきました。
若さや体力、健康と同じで、失ってみてその大切さに気付くことが往々にしてありますね。しかしながら、この思いがけないデメリットに気付いた今も、他のメリットが圧倒的過ぎて後悔はありません。ハイジニーナ最高です。