下着購入前に店員さんと向き合ってメジャーで採寸してもらうのは、気まずかったり、恥ずかしかったり、面倒だったり。対面で測ってもらう代わりに、セルフでボディサイズを測定できるワコールの「3Dボディスキャン」を知ってから、2年ほど定期的に採寸し、そのうえでブラジャーを新調しています。
豊胸をあきらめ清水の舞台から飛び降りた先は?
「3Dボディスキャン」はトップバストとアンダーバストだけでなく、ウエスト、ヒップ、二の腕、太もも、ふくらはぎ等、最近では身長も測定してくれるようになりました。データを「ワコールカルネ」というアプリに過去3回まで保存できますが、体型管理と育乳の記録として初回から記録をグーグルのスプレッドシートで表にしています。
10回分あつまった各部位の数値を眺めていたところ、なんとトップバストが約3cmも増えているではありませんか(ウエストは変わらず、ヒップはマイナス約2cmなので太ったわけではないはず)。
そういえば、ブラジャーのサイズも2カップアップしています(正確にはアンダーバストを1サイズ下げたので1カップアップ?)。見た目には変化を感じていませんでしたが、数字にあらわれていたことに気づき嬉しくなりました。
若いころは、バストが大きくなるという怪しげなサプリやクリーム、育乳ブラジャーなど色々と試しましたが、どれも効果はなく一時は豊胸手術も考えました。妊娠・授乳時も噂に聞く爆乳にはなれず、このまま豊満なバストを経験せず死ぬのはイヤだと清水の舞台から飛び降りる思いでバストアップサロンデビュー。サロンのマッサージだけでなく食習慣や生活習慣に気をつけた結果、徐々にではありますが胸に脂肪がつきやすくなったようです。
バストを育むには健康な身体の土台があってこそ
バストアップのために行ったサロンでしたが、身体が歪んでいることに気づかせてもらい、サロンの効果を最大限に発揮するべく並行して骨盤矯正にも通いはじめました。巻き肩・反り腰を改善し、姿勢を正すことにも注力。その前年ぐらいからヒドい肩こりに悩まされていて、こんなに肩が重くて血流が滞っていたらバストに栄養が行くはずがないと、遠回りのようですが健やかな身体を取り戻す努力も開始。
歪みと同じぐらい気づけて良かったのが、圧倒的なタンパク質不足の食生活でした。バストアップサロンで、体重をkg(キログラム)からg(グラム)に置き換えた数+10gのタンパク質摂取を1日の目標と教えられ(体重が50kgだったら50g+10gで1日60g)、目からウロコ。
当時、肉NG・魚介OKの「ペスクタリアン」という名のほぼベジタリアン(魚の調理が面倒だったため)で、タンパク質の重要性などこれっぽっちも考えていませんでした。プロテインは、筋トレガチ勢が飲むものと決めつけていましたが、サロンの食事指導で朝晩プロテインを飲むのが習慣になりました。筋肉の原料になるのだから、バストの原料として身体の組織が増える際にも、タンパク質は必要不可欠なはずですよね。
40万円つかって謳い文句通りにはならなかったけど
バストアップサロンの6ヶ月コースに大枚はたいて通いました(トータル約40万円注ぎ込みました)が、勧誘時に言われた「平均2カップアップ」という言葉もむなしく結果は横ばい。しかしながら、生理前に胸が張る感覚が10年ぶりによみがえり、胸を含め特に上半身に血が巡りはじめ、バストアップの基礎が漸く整った感覚でした。
他にも気になったサロンがいくつかあった(というのは建前で、40万円も使い後に引けなくなった)ので、よそのサロンの知見をあつめたり、自分に合うサロンを見つける目的で転々と廻っています。ブラジャー買い替えのタイミングで、サイズやストラップの長さ、ホックの位置、付け方をチェックしてもらう目的でサロンに行くことも多いです。
育乳的にはカップに少し余裕のあるサイズを購入し、徐々にブラジャーの大きさに胸を追いつかせたいのですが、下着屋さんでは試着時にピッタリのサイズのものを勧められてしまうので、バストアップサロンのアドバイスを胸に強い意思をもって挑むためです。
体力をつけるために再開したウォーキングと、肩こりの原因にもなっていた脇まわりの凝りを筋膜ローラーでほぐし始めたところ、最近バストアップに拍車がかかってきた気がします。前回、大きめに買ったブラジャーは付属のパッドなしで使用するようになり、パッドを外した状態でも装着した直後は胸が潰れるようになってきたため、次の買い替えでもう1カップアップできそうです。
